2010年にいわき市内にオリーブを植え始めて5年。
震災以降は復興の活動として市内35ヶ所で9000本のオリーブの木を育てています。
弊社も農業に、そしていわきに関わる会社として協力をさせて頂いています。
ナコソ青果サービスは創業50年です、その半世紀の間にいわき市の農業、農家さんの跡継ぎ問題などいわき市の農業の色々な問題を見てきています。その中で「なにか小さな事から変えていこう」「新しい事を」という事でいわき市オリーブプロジェクトに協力しています。
オリーブプロジェクトは、耕作放棄地を農地として活用することなどで「環境と調和した農業づくり」「産業としての農業づくり」、その新特産物による搾油、加工商品開発によって「地域ブランド」づくり、オリーブ関連の製品はすでに大きなマーケットができています。その為全く新しくマーケットを開拓する時間も必要もありません。
オリーブプロジェクトで広まったオリーブ製品は形を変えて市場に出し、将来は観光資源としても事業を起こし、いわき市の地域活性化につなげることを目的としています。
オリーブ栽培は気候的条件には可能であるが、いわき市での土壌にあった品種選定や栽培技術を農家と共同研究し、さらにオリーブオイルによる新商品開発、販路開拓を先行的に試験加工を通して研究していきます。
いわき地域の農業の衰退、地域産品の弱さを解決するため、商・工・観光・情報・福祉など業種を超えた連携による産業創出を目指します。
オリーブプロジェクトは農家さんだけのことではなく、いわき市にお住まいの方、全員に協力してほしいと考えています。庭先に苗木を1本植えるだけでも構いません。小さな活動ですが、いわき市にお住まいの方に協力していただき、そして、いわき市の復興のシンボルとしてオリーブを広めていきたいと考えています。